<   2010年 09月 ( 3 )   > この月の画像一覧


2010年 09月 22日

H22.9.18~19 「NS田」と「M嶋」で鳳凰三山 ~報告by M嶋

バッカスの「真性」独身NS田君と、単身赴任「仮性」独身のM嶋が、南アルプスの「鳳凰三山」に登って「まいり」まして、心身ともに「まいり」ました。

少し前から、甲府盆地人NS田君が鳳凰三山を提案してまして、この9月の敬老の日を待ちわびて実現できた次第です。

どのように心身ともにまいったかというと、帰宅した翌朝、トイレに行こうとしましたが寝床から立ち上がれません。太ももに激痛が走ります。ホウホウの態でトイレにたどり着いても、今度は便器に座ることもできません・・・というここ10数年来忘れていた「大腿筋の超筋肉痛」に襲われて、通勤も困難な状態ですが、気持ちはハイでして「行ってよかったあ」と、こうしている間も感涙にむせんでいます。幹事のNS田君に幸いあれ!! ついでに祝甲府の「もつ煮込み」B級グルメ全国優勝!

内緒ですが、今回新宿シティーボーイKT川君は、本命と木曽駒方面へ行ったらしいとの目撃情報があり、IK上親分はチョットした事情でやむなく欠席されました。(ご本人はたいそう残念がっていました)

c0085163_13234982.jpg
M嶋は17日(金)の夜中にNS田邸に到着し、前夜泊させてもらいました。翌朝登山口の夜叉神まで行こうとしましたが、駐車場が満車のため、手前の芦安駐車場に車を置きました。

NS田邸から、駐車場まで距離はナント15kmしかありません。山好きには素晴らしい環境です。
芦安から登山口の夜叉神までバス・タクシーを利用するのが普通ですが、ある事情により徒歩1時間半以上かけて、地元中学生の作った案内標識を頼りに急坂を登りました。写真後方はやっと辿り着いた「夜叉神」の登り口約1700m地点です。


c0085163_13572716.jpg
夜叉神峠登山口から約3時間、登って登ってやっとなだらかな所の『杖立峠』2160mです。車を降りてからは計4時間半以上、登りっぱなしでして、既にM嶋の体中に老廃物・毒素が回っている感じです。
←は写真用に涼しげな作り笑顔をして、つかの間の水平歩行に安堵するNS田さんです。


c0085163_14105729.jpg
上の『杖立峠』からさらに2時間半、『苺(いちご)平』2524mを経由してやっと到着した今日の宿泊場所『南御室(みなみおむろ)小屋』横のテント場です。(14:40着)

即、テントを設営しましたが、隣のカップルが設営にモタモタしています。モンベルテントを購入したものの、ここで初めて広げるらしい。買ったそのままでテントロープも結ばれていない。どうしてよいかうろたえる彼氏を見かねて、M嶋が手伝いました。彼氏の立場も考えて、口では優しく教えてやりましたが、「一発ドヤシあげたろかあッ~」と思いましねホント。

「彼女がそこそこセクシィなので、よけいに腹が立つわ」とNS田さんからテレパシーが送られてきました。


c0085163_14265997.jpg
天候に恵まれまして、乾杯と食事を外で摂るとこにしました。水は冷たい湧水がたっぷりと利用できます。トイレは水洗でそこそこ清潔感がありました。

当初計画では小屋泊まりでしたが、満員御礼とのことでテント泊に変更した次第。

後ろに写るグループは、大阪のとある山岳会でして、そこに所属していたが辞めた方をよく知っています。理由は、あまりに下品でついて行けないということでしたが、納得その通りでしたね。男も女も大声で、人前で破廉恥な内容を吹聴し、同じ関西人として恥ずかしかったけど・・・話はおもろかったなあ。


c0085163_15121317.jpg
翌朝の朝食は、NS田さんお勧め「マルタイ棒ラーメン」の新製品+乾燥「ラーメンの具セット」でして、美味しかったです。ここでもM嶋の「朝は焼きそば」という意見は一笑にふされました。

「南御室小屋」からは早速歩行約1時間半の急登が続き『砂払岳』に到着します。
写真は巨岩が重なり合う『砂払岳』の岩に立つ、NS田君です。(笑福亭鶴瓶ではありません)


c0085163_15311591.jpg
せっかく登った『砂払岳』から下りまた登り返してついたのが三山の一つ目『薬師岳2780m』です。NS田さんのザックの後ろが、北岳バットレスでございます。


c0085163_15412845.jpg
同じような写真でスミマセン。約30分後に着きました(最後に急登100mがキツイ)三山の二つ目、最高峰『観音岳2840m』ですので、ご紹介まで。

しかしここで大発見をします。それは写真の「観音岳」山頂の『標識柱』なのですが、その裏に貼付けてあるプレートに意味がありまして、次の写真がそれです。


c0085163_154892.jpg
写真が小さいので分かりづらいかもしれませんが、これを立てた寄進者名をよく見て下さい。右側にななッナント、今は中国「大連」に出張中のSG松さんのご芳名が燦然と記銘されておりました。活躍されているのですね。

私たちを見たギャルが、「あれー!東京ELCTRNの人ですかあ。私はパナソニックに勤めてまして(派遣ですけどねー)、いつも大変お世話になってますうーキャピキャピ」とわざわざ自己紹介、個人情報の開示までしてくれました。
しかし向こうからネギ背負って来た鴨・・・じゃなく子猫ちゃんに対して、絶好の機会をNS田君はものにできませんでした。実は急登続きで脳が酸欠思考停止状態でした。


c0085163_1655915.jpg
この写真は、SG松さんの威徳にあこがれ、プレートに抱きつくかつてのギャル達です。

NS田さんの意見では、このおばさん達は能登半島方面から来た方々と推測されるそうです。理由は言葉があちらの方言ということでした。
(NS田さんは、おばさんのことについては、よく分かるのだけど、ギャルの気持ちについては少し苦手なようです)


c0085163_163935100.jpg
9:35に『赤抜沢ノ頭2750m』到着。
標準コースは、ここから三山の三つ目『地蔵ヶ岳2764m』(次の写真)を経由し東側へドンドコ沢を下り青木鉱泉へ下山するのですが、これは駐車場と離れるので、進路を西にとり広河原に向かいました。


c0085163_16572477.jpg
後方に写るのが『地蔵ヶ岳2764m』です。撮影場所の『赤抜沢ノ頭』から15分の距離ですが、寄らずに広河原に向かいました。(理由は早く温泉につかりたいという軟弱根性です)
MS嶋がチョットかっこつけてます。


c0085163_1764262.jpg
これでやっと登りから解放される、と思いきや、次なるピーク『高嶺2779m』が待っていました。これって地蔵ヶ岳より高いやん!!と文句をいってもしかたありません。ここにたどり着くまでも一旦コルまで下りまた100m以上急登する試練でした。
バックは北岳ですがよく見えないという方のために、次の写真をご覧ください。


c0085163_17144728.jpg
北岳です。左又・右又に挟まれて「バットレス」がTR岡さん、HZさん、おいでおいでと呼ぶ声が聞こえます。


c0085163_1823281.jpg
画面の右に白くそびえるのが、女性を追いかけ木曽駒に走ったKT川君とは2回も登った、思い出の『甲斐駒ケ岳』です。どこから見ても格好いい山です・・・グスン。


c0085163_1736569.jpg
艱難辛苦の果て、やっと13:30広河原に降り立ちました。NS田さんM嶋ともに、まっすぐ立つことが困難な状況でした。

これが大げさでない証拠は、我々の前を下山していた二十歳代の男は、最後の階段状の下山路をお尻をつけて一段ごと幼児がするように降りながら、「足がうごかないよ~」と泣きを連発してましたから、一応二本脚で歩いた我々は胸を張ってもいよかと判断します。




最後に、芦安駐車場に隣接する「金山温泉」に向かいましたが満員のため、駐車場にいた山口さんというおじさんから「下の山渓園という温泉に行ってくれますか、タオルぐらいサービスしてくれるかも・・・」と言われて、半信半疑で山渓園に行きました。受付で山口さんの名前を出すと、おばさんが「館長さんがそう言ったのなら」とタオルを気持ち良くくれました。あのおじさんは温泉2ヶ所の館長さんでした。

タオルをもらって、なぜか気持ちハイなので、当日の内に帰宅し洗濯・片づけ・テント干しを済ませ、「僕もなかなか元気じゃ~ん」と勘違いしてしまいまして、翌朝は最初に述べたようにトイレに行くにも七転八倒状態でした。

10月には関東支部としては、またまたNS田さんの提案で、奥秩父の『ミズガキ山』(字は難しい)を予定しています。高速代1000円の内に関西本部の皆さんのご参加を期待しています。 以上
[PR]

by 8bacchus | 2010-09-22 23:50 | 山行報告
2010年 09月 21日

9月18日~20日 穂高に行きました

秋の3連休に穂高に行ってきた。
嫁さんはテント山行も北アルプスもさわやか信州号も初めて。
不安をたっぷり担いで出発。

1日目上高地-涸沢(テント泊)
2日目涸沢-北穂高-涸沢-穂高岳山荘(テント泊)
3日目奥穂高-前穂高-岳沢-上高地
c0085163_011485.jpg
予想以上の混雑でGWの行楽地のよう。
涸沢までは足慣らしに良いルートで景色を楽しみながら到着。
昔よりテラスが立派になっているような気がした。
テラスでは100人位がみんなおでんと、生ビールで盛り上がっていて
まるでビアガーデン。静かな山を嫁さんに見せてやりたかったが少しガッカリ。

c0085163_014248.jpg
涸沢の紅葉にはまだ少し早かったが、テントの花が一面に咲いてた。
その日は400張りだそうで、でも頑張れば700張れるらしい。
夜は、テントの行燈、いやネオン街のように賑わってた。

c0085163_0155014.jpg
2日目はテントを涸沢に張ったまま、北穂高に登頂。
天気がよく、切り立った縦走ルートを渉っていく豆粒のような
登山者たちがはっきり見え、なんでみんなこんなことするんやろって少し思った。

c0085163_017115.jpg
ここで食べた「ぼたもち」格別だった。嫁さんも満足。

c0085163_0224259.jpg
その後、テントを担いでの穂高はかなりきつかった。
手ぶらで下りてくる20~30人くらいの団体の登山者に何度か出くわし、
礼儀のいいリーダーが振り返り、大きな声で「2名登られますっ!」って声をかけると
皆さん道をあけてくれるのですが、その分一気に登らなくてはならず、
途中足を止めようものなら「がんばれっ」って追い立てられます。
先にどうぞって言われても、いやそちらこそどうぞ、どうぞどうぞって ダチョウ倶楽部??。

c0085163_030237.jpg
なんとか穂高岳山荘に到着しましたが、そこもテントでいっぱい。
ヘリポートはもちろん、山荘前、裏の便所前、テラスの上までいっぱい。
先に張った人に少し動いてもらって何とか張り、寝床確保。
山小屋は超満員らしく、7時過ぎても夕食の案内放送が流れてた。

c0085163_033915.jpg
3日目は朝方より小雨が降りだし、午前中はうっとおしい天気。
涸沢に下りるか少し迷ったが、雨の中5時半出発。
雨の中ハシゴとクサリを乗り越え何とか奥穂高。
前穂高は天気が悪いので迷わずスルー。
そこから5時間半の急坂。
ケガもせず、無事上高地到着はバス集合の45分前。
案内所のコインシャワーで3分間の快楽を味わい
お弁当買ってバスに飛び乗った。

「山は奥深いわ」が嫁さんの感想。
山の良さを十分味わってもらえず、説明不足を少し反省。
でも僕は楽しかった。 K村
[PR]

by 8bacchus | 2010-09-21 00:08 | 山行報告
2010年 09月 06日

平成22年9月5日(日)谷川岳 関東支部の日帰り山行報告 by M嶋

関東支部 男三人衆(上州はIK上親分NS田盆地人、M嶋柴又原人)で、急ぐ必要もありませんが、なぜか急きょ『谷川岳』に行ってまいりました。

5時30分にIK上邸を車で出発し、関越自動車道の水上ICで降りて、土合のゴンドラ乗り場駐車場から歩きました。西黒尾根取り付きが7:30ですから、正味2時間程度で登山口まで来た計算です。

c0085163_8221167.jpg
登山指導センターへ登山計画書を提出に行くと、この張り紙でビビリがはいりました。
IK上さんが、DTさんにもらったという、鳴り方がいまいち遠慮勝ちなカウベルをぶら下げてスタートしました。


c0085163_8232559.jpg
『西黒尾根』方面と『一の倉沢』方面登山口の取り付き分岐です。我々は「男らしく」『一の倉沢』・・・ではなかった「西黒尾根」の直登コースを選びました。
健脚向きとあるとおり、なかなか手強いコースです、とくに今年のような酷暑の真夏には、です。

駐車場ではたくさんの登山客を見かけましたが、ここでは人影まばらです。ほとんどのひとは、ゴンドラで「天神平」まで登るようです。知らんかったなあ・・・残念。


c0085163_8244461.jpg
西黒尾根から眺めた、ゴンドラの駅がある「天神平」駅1310mの遠望です。

ここは冬期にはスキー場になり、さらに上方の「天神峠」1502mまでリフトが続きます。


c0085163_8261144.jpg
中腹から上で、しばらく写真のよう鎖場が続きます。滑りやすい岩(蛇紋岩といい、磨くと濃緑色で玄関とかに置物として時々見かけます)なので、緊張します。

途中、山ガールの2名が足取り軽く、汗みどろのおっさん3名をスイスイと追い抜いていきまして、愕然とするよりも、この差はなんだろうと考えてしまいました。

分かりました!やはり服装なんですね。M嶋は次回から、スポーツタイツにスカートで登ろうと思います。


c0085163_8273471.jpg
西黒尾根から見下ろした、「マチガ沢」です。ここでは登攀しないようです。

水上ICを降りて最後のコンビニには、食料を仕込むクライマー達の姿がチラホラしました。
その日たまたまでしょうが、クライマー達は「猿人」「野人」といった風貌でして、野性的でした。クライミングする人達って、( ごく一部ですが )少しお下品な感じがしますけど、M嶋にはよくわかりません。


c0085163_829620.jpg
高低差約1000mの内、ほぼ急登の続くなかで、傾斜も緩くなり、足元も歩きやすくなった場所での見返りショットです。ホッとするのもつかの間、まだまだ急登は続きます。


c0085163_8303592.jpg
必死の覚悟で到着した、谷川岳の双耳峰のカタワレである「トマの耳1963m」です。
IK上さんいわく「3人いるから登ったけれど、一人ならとっくに途中で引き返してるわッ」と吐き捨てるように、陽光を恨んでました。


c0085163_832654.jpg
双耳峰のもう一方「オキの耳1977m」です。
(「しんどい!」×「暑い!」しかも「男3人」)×千倍の辛さでしたが、やはり登頂すれば疲れも忘れます。荷物は「トマの耳」にデポして1977mまで空身でたどり着きました。


c0085163_8335488.jpg
これはトマの耳1963mから、オキの耳1977mを(方角的にはほぼ北に向いて)撮影


c0085163_8362971.jpg
「肩の小屋」から西方向「オジカ沢ノ頭」を撮影。
時間があれば歩いてみたいきれいな稜線です。


c0085163_838223.jpg
下山はゴンドラを利用しました。料金は切符の印刷1000円を二重線で消して1200円也でした。4時間ほどかかった行程を10分程度で下ります。


c0085163_22174319.jpg
「赤城高原SA」で休憩を取りました。花壇の前でガッツポーズを取る2名です。

いろいろ艱難辛苦はありましたが、結果として「やっぱり来て良かった、登りきって幸せ」という感想でしたが・・・・


c0085163_22295155.jpg
上のガッツポーズまではかろじて、元気を装っていましたが、一挙に疲労に襲われて・・・。
気持ちは「ガッツ」、肉体はそれぞれ年齢相応ということを各自認識し、IK上さんからの誘いがなければ行けなかった谷川岳にも登れて大満足の日曜日でした。
[PR]

by 8bacchus | 2010-09-06 08:40 | 山行報告