2006年10月28日(日) 快晴
樹齢400年の杉の樹を見に京都北山/白倉岳に行ってきました。
枯葉の落ちる音と足元で折れる小枝の音の他には何も聞こえない、
静かな秋の山を単独行を楽しんできました。
私のお薦めの山ですので、機会があったら訪れてみて下さい。
---------------------------------------------------------
10:00、ひっそりとした栃生の登山口からの登りは開始直後からかなりの急登。
途中、スズメバチの巣があり、一匹に髪の中に飛び込まれて肝を冷やしました。
11:30、中岳着。山頂には樹齢400年の変形した大きな杉の樹が聳えています。
長い月日の間、何度も折れては伸びてを繰り返してきたその偉容はこの山の主という趣。
根元は階段のようになっていて簡単に登れます。広い樹上でランチを摂りました。
12:00、白倉岳~朽木間の縦走は今回初めて歩きました。
基本的には赤テープのしっかりとついた稜線を歩くなだらかなコースですが、
等高線の間隔が広くなった場所で不意に道が不明瞭になったりする為、
けっこう頻繁に現在地を確認しながら歩く必要があります。
15:00、朽木着。鯖街道名物の鯖寿司を買って帰路へ。
今回遭遇できた訳ではありませが、白倉岳はとてもシカの多い山だと思われます。
道を外れて潅木の間に入るとシカが寝ていたと思しき窪みがあり、稜線の水溜り
の周りにはシカが転げまわった痕跡があり、樹に残るシカの食痕や糞はあちこちに・・・
という感じです。足跡がはっきり残る冬にシカを見に来てみたいと思います。
その他、久しぶりにヤマドリにも会え、キノコも色々生えていて、自然観察を楽しめました。
(yk)
---------------------------------------------------------
JR堅田駅8:45発 9:30細川 10:00栃生 11:10白倉南岳 11:30中岳(台杉)
11:48白倉岳 12:00烏帽子峠 12:57鷹ヶ峰 13:24大彦峠 13:58雲洞谷山
14:25東山 15:00朽木着