バッカスのひろば

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2010年 05月 01日

北~南八ヶ岳 縦走~投稿 by M嶋

平成20年5月1日~5月3日 春山の八ヶ岳を、北から南に縦走しましたのでご紹介します。
参加者 DT会長、甲府支部長NS田、関東支部KT川、同M嶋の男性カルテット

【集合】 
4月30日にNS田さんの甲府小屋(⇒小屋は失礼か、邸宅です)にDTさんとM嶋が集合して前夜泊しました。

KT川さんには、翌1日午前6時発の「特急あずさ71号」にご乗車願い、8:33分「茅野」駅で合流、DT会長車で一路ピラタスロープウェー駅に向かいました。

今年のゴールデンウィーク期間中は快晴に恵まれて、我々も八ヶ岳を十二分に「堪能」できました。

この続きは以下、写真と駄文(多少、誇張・虚飾もありますのでメンバーにご迷惑かもしれませんが、M嶋の悪い性癖ですので)にてご覧ください。

 
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ピラタスロープウェーの乗り場。無料駐車場800台 乗車券は900円 八ヶ岳美術館の入場割引券付


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【5月1日】
ロープウェー駅を降りて、完全「冬季装備」を整えての出発姿です、これから始まる地獄を垣間見るとも露知らず・・・・でも空はピーカン、心はウキウキのおっさん達でした。
写真左から、坂本龍一ことM嶋、ダスティンホフマンことNS田、草刈正雄ことDT会長、(撮影KT川)


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麦草峠です。あっ、そうそうご紹介が遅れました、出発時の撮影をしてくれました井上陽水こと「KT川くん」です。野良仕事のおっさんではありませんので。(^..^)v
八ヶ岳でがっかりするのが、麦草峠ですね。大汗かいて「縞枯山2403m」と「茶臼山2384m」のふたつ乗り越えて(累登約250m)、縦走の幕が切って落とされたとたん、なに!「国道?」「バス停!」目の前の麦草ヒュッテに行くのに、右見て左見て車とバイクに注意やと!今までの爽快感は半減します。ご覧のとおり、この周囲には雪がありません。道路によるヒートアイランドでしょうか。


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麦草峠から「丸山2329m」を越え、「高見石小屋」前で何やら相談するKT川くんとDTさん。(麦草峠からの累登約241m)


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「中山2496m」でのスナップ。(高見石から約1時間超かけて247mを直登)まだ顔は元気です。


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同じく中山2496m


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16時過ぎに1泊目の「黒百合ヒュッテ」に到着します。暖炉の前で温まるM嶋。小屋評価は星5(部屋が2階で暖かい、トイレが室内でしかもきれい、飯がうまい、単独山行の女性とNS田とKT川が仲良くなったetc・・・内輪では、彼女の薬指にあったリングはどういう意味?なんでこの時期の単独行?と詮索に盛り上がったおっさん達でした。)


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【5月2日】
朝食もお代わりして、いざ「天狗岳」へと出発しましたが、とある事情により登るつもりのなかった「西天狗」を目指し、「東天狗2630m」へと修正します。


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東天狗岳にて・・・なぜかDTさんの左手チョキ、NS田はパー、M嶋はグー(くだらんこと書くなッて?スミマセン)


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「根石岳2603m」で小休憩の左から、NS田、KT川、DT会長


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「夏沢峠」の「ヒュッテ夏沢」横で、黒百合ヒュッテで作ってもらった弁当(鳥そぼろ弁当)を開く。DT会長は、黒百合を出てしばらくたった9時過ぎからしきりに「弁当を食べようよ~」とおっしゃるのを、皆でなだめて10時まで引っ張りここで早昼としました。後ろに聳えるのは、地獄の急登「硫黄岳2760m」です。


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「硫黄岳」頂上は積雪もなく、平で日当たりも良く、大勢が休憩して写真を取り合いしています。心臓破りの急登を果たし、何もなかったように虚勢をはるオレンジ色NS田ほか2名。数メーター背後は垂直に落ち込む火山の爆裂口です。


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突然「横岳2829m」頂上のスナップ3枚になります。「硫黄岳」登頂で体力の98%を出し切ったおじさん達が、つぎに直面したのが「横岳」の地獄のトラバースでした。残念ですが、写真がありません。撮影できるような状況でありませんでしたので。

たとえれば、剣岳の「カニの横ばい」の鎖がない状態です。鎖は張られていますが、雪に埋もれているので、ピッケルのピックを突き刺し、それを「手がかり」として、胸を垂直壁にくっつけて、横ばいしました。
頂上でのスナップ1枚目・・・NS田さんの口元は、むっつりと怒りに狂っているようです。


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頂上でのスナップ2枚目・・・DTさんは放心無表情ですし、腰が抜けたようで・・・。


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頂上でのスナップ3枚目・・・カメラを向けられたNS田さんは「なに撮影しとんね、後で勝負しよか」と挑戦的です。


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突然こたつの絵となります。2泊目となる「赤岳天望荘」の「談話室」です。横岳ですっかり精気を抜き取られ、立っているのもやっとのヘイヘイの態で駆け込んだ夕食前の一時です。小屋の支配人?さんから、出迎えられて「お待ちしてました」と声かけられたときは、彼が仏様にみえました。
若手のKT川くんの目は半眼、DTさんNS田さんは呼吸のみ確認できる植物人間状態です。

「赤岳天望荘」は星4つ・・・本格ドリップコーヒーは飲み放題、ぜんざいも食べ放題、朝夕の食事はバイキング方式で、おかずは手がこんでいて美味しい、しかも種類は多い、デザートもOK、沸かした湯はテルモスに入れ放題。これって食べることばかりやな。食堂が広すぎて、足元がやや寒い。談話室にはコタツがあるがバッカスで独占したので他客に迷惑だった。2食付で9000円ですが、地上の民宿でもここよりサービス、設備の悪いところはたくさんあるので、星4つは辛過ぎか。
宿泊は個室を利用させてくれまして、2階建てのうち、我々の1階は雪の下になるためか、敷布団の裏にびっしりと黒カビが発生してました。店員さんではなかった、小屋スタッフ全員好感度満点、食事満点、山小屋として申し分ないのですが、部屋を作りすぎでは?と思います。でもやはり星5つかな。八ヶ岳の山小屋は横の連携をとってサービス向上に努め、全小屋がトイレの水洗化を実現したのは八ヶ岳だけです。これは賞賛されるべきです。(少しは見習え!高い値段、低い環境意識・低サービスと設備の富士山の山小屋)
山小屋に何を求めるかは、それぞれ各人意見もありますが、「環境に配慮」がキーワードでしょうか。


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【3日目】日出前の主峰「赤岳2899m」です。山頂の画面中央に小さく見えるのが「赤岳頂上小屋」です。


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右手は「赤岳」で左下に流れる「県境尾根」、画面中央にうっすらと富士山が浮かんで見えます。撮影時刻は2枚とも午前5時02分~03分の間。外気温は約ー10℃


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小屋からの朝焼け風景。


余談ですが、前日の夕刻、単独で県境尾根を登り、「赤岳頂上小屋」手前100mくらいのところで身動きできなくなった方があり、日が暮れて行くなか稜線上で直立不動のままでした。われわれは天望荘から、見守るしかできませんでしたが、頂上山荘のスタッフに助け出されたようで皆さん安堵されました。単独山行はあきませんで。
付け加えると、この男性はあらかじめ「赤岳を登頂後、この赤岳天望荘に行きます」と連絡を入れていたが、なかなか到着しないので、天望荘主人が赤岳方向に注意を払っていたところ、この男性が稜線上で立ちすくんでいるのを発見し、赤岳頂上山荘に連絡を入れて事なきに終わった次第。①もしあらかじめ、男性が山小屋に連絡してなければ、誰も気に留めなかっただろう。②しゃがみこんでいれば、発見されていたかどうか。(だから直立不動でがんばっていたのか?)・・・我々も教訓としたい出来事でした。 


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我々が宿泊した「赤岳天望荘」の個室です。2名ずつ2部屋に分かれました。


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「赤岳」頂上手前の尾根分岐です。


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「赤岳」から岩峰「横岳」を振り返ったスナップ。コルに「赤岳天望荘」が見えますでしょうか。


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富士山をバックのDT会長


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南アルプスをバックのKT川くんとNS田さん


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「赤岳2899m」頂上に立つ、DTさん、NS田さん、KT川くんを、M嶋が剣ヶ峰上で生命を賭して振り向いて撮影。


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頂上の祠にお参りして、ホッとするメンバー。


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「地蔵尾根」を降りる。


地蔵尾根⇒行者小屋⇒南沢⇒美濃戸口に到着後、第一タクシーを呼ぶと25分で到着。DT車をおいてあるピラタスロープウェーまでタクシー代8000円也。運転手さんが途中からメーターを止めてくれまして、8000円にしてくれました。第一タクシーさんに謝謝。

その夜は、例のごとく、NS田邸にてすき焼きパーティとなり、翌日解散しました。
DTさんは東名で帰阪し、関東組は甲府9:14分発、新宿着10:52分の「かいじ186号」で帰りました。
The end
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by 8bacchus | 2010-05-01 21:34 | 山行報告


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